私の覚え方の仕組みのイメージ

脳イメージ

こんばんは!レスQ学習館厚木校です!

 

なんでそんな覚えていられるの?

私は一人で中学生の全科目の授業をするように一人ひとりに授業を行っているわけですが、よく「先生なんでそんなたくさん覚えていられるの?」とよく言われます。

 

何でと言われても。。。一生懸命覚えたからだよ。。。

 

と思っていましたが、今回私の脳内がどうなっているのか言語化してみようと思います。

もちろん持論で、私が勝手にこう考えているものです。エビデンスもありませんが

皆さんの覚え方の一つとして、さっと見ていただけたらと思います。

 

根本的な覚え方

本題で早速ですが、私の物事を覚えていられる理由は「具体的な内容は、すべて記憶しているつもりはない」です。

 

例えば

[展開の公式] (x+a)^2 = x^2 + 2ax + a^2

これを忘れてしまったとしましょう。※忘れることはないですが…

 

2乗の公式って分解すると

(x+a)^2 = (x+a)(x+a)

ですよね?

 

つまりこのまま展開すれば

(x+a)(x+a) = x^2 + xa + ax + a^2

となり

x^2 + 2ax + a^2

を導きだせるわけです。

 

つまり(x+a)^2の展開の公式なんて覚えなくていいんです。(覚えた方が絶対楽です)

今回言いたいのは公式を覚えなくて良いということではなく、忘れてしまっていても、別の情報から思い出す・導き出すことができる

これが私の覚え方の一つだと思っています。

別の言葉で言い換えると「多角的に物事をとらえて記憶する」ということでしょうか。

 

もし、これを難しいことと、とらえている人がいれば、そんなことはありません。

英単語の「favorite:お気に入り」を「フェイバリット」「ふぁぼりて」とローマ字読みで覚えることと変わらないと私は思います。

「つづりを書いて」「ローマ字読みで」「正確な発音で」このように別の角度から「キーワード」となる言葉を覚えることが大事でありそれは、

他の教科の勉強や、仕事、趣味どんなことでも共通であると思います。

 

脳のイメージ

以上の覚え方をしていると、結局多くのことを覚えているのでは?と思われるかもしれませんがそんなことはないです。

 

脳を自分で書き込んでいく辞書だとすると「全部覚える」ことは、一文字違わず、書いてあることを辞書に書き込んで、

思い出すときにはいっぱい書いてある辞書から、ここで覚えたのはどこだっけと探すような感じになってしまいます。

 

ですが、いろいろな覚え方をするとどこかに「キーワード」となる単語が付箋のように残ります。

「お気に入り…ふぁぼりて…」で脳内辞書から付箋を探すわけです。

 

普段は開きもしない辞書にずっと付箋だけ挟まっている状態になっていて、その単語を思い出す時だけ脳内検索をかけて単語を思い出す。

または、考え方を探し出す。こうすることで、常に覚えているような状態を保っているのが私の脳のイメージです。

 

ただし、前提として、よく使うもの、最初に例えた「展開の公式」なんかは、覚えておく必要があります。

計算しようとしてもし「足し算」の方法を忘れては計算できないですよね?その感覚で覚えておくことは当然あります。

ですが、覚える数は「すべて覚える」ことより、少なく済ませられるはずです。

 

覚えることを少なくすることが、多く覚えられるコツだと私は思います。

最後に

多くのことを覚えていることは、多くのことを思い出すことになります。

つまり最初に「覚えていられるの?」とありましたが、正しくは「思いだせるの?」なのではないでしょうか。

そして、それは常にいろんな方法で付箋を貼り、いろいろな角度で覚えていることこそが、思い出しやすいコツの一つと言えそうですね。

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